宮村内科 

宮村内科クリニック
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宮村内科

めまい

良性発作性頭位めまい症

このめまいは、めまい疾患の中で、最も頻度が高く、朝起き上がろうと体を起こしたり、夜寝ようとして枕に頭を乗せたり、あるいは後ろを振り向いたり、何かをしようとして、上を向いたり、下を向いたりした時の様に、頭位や体位を変えた時、1〜2秒遅れて起こる回転性めまいです。
耳鳴り、耳閉、難聴等の蝸牛症状はありません。
症状は1〜2分以内に収まりますが、同一の姿勢をとると、再びめまいが起こります。
ただ何度も繰り返しますと症状は次第に弱まってきます。

中高年(40歳以上)にみられ、特に女性に多く見られます。
原因は、加齢性変化に伴って、卵形嚢から剥がれた耳石等の沈殿物が、頭位の変化に伴って、三半規管(主に後半規管)に移動、刺激したことによるものです。
これを利用して、めまいの運動療法は、体及び頭部を起こしたり、寝かしたり、回転させて、後半規管の耳石を、卵形嚢に移動させて、症状を消失させるものです。
またその他原因として、時に頭部外傷後に起きることがあります。

眼振検査では、注視眼振ではあまり変化が見られず、フレンツェル眼鏡を用いた頭位眼振や頭位変換眼振で、方向交代性の水平回旋混合性眼振や純回旋性眼振が見られます。
治療は、抗めまい薬、ビタミンB12等が行われます。
きちんと治療すれば、症状は、人によって異なりますが、1週間から1ヶ月で治まります。
予後は、7〜8割は単発で終わります。

前庭神経炎

最初メニエル病に似た突発性の激しい回転性めまいで発症、吐き気、嘔吐、歩行障害を伴い、その後症状はダラダラと持続的に続き、寝返り等の頭位変換にても症状は増悪します。
また症状は閉眼してもあります。
しかし耳鳴り、耳閉、難聴等の蝸牛症状はないと言われています。
時間は、数時間から1〜2週間程度ですが、ふらつき感は長期にわたって続きます。年齢は、20から50歳に多く見られます。
めまいが起きる前に、時に咽頭炎など上気道炎が先行することから、原因として、1つはウィルス感染が、あるいはその他循環障害が考えられています。

眼振は、注視眼振及びフレンチェル眼鏡を用いた頭位眼振検査で、急性末梢前庭障害に特徴的な定方向性水平回旋混合性眼振を示します。
急速相が健側へ向きます。また直立検査で閉眼にすると、患側に著名に倒れる傾向があります。

治療は、急性期には、ステロイド、メイロンの点滴療法が、その後内服として抗めまい薬、ATP製剤等が用いられています。


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