宮村内科 

宮村内科クリニック
〒187-0045 東京都小平市学園西町2-13-37 カミデビル3階 042-342-5588
一橋学園駅 線路沿い徒歩1分
(日曜診療)マップ


宮村内科

めまい

聴神経腫瘍

聴神経(第八神経)は、聴覚に関係する聴神経と、平衡機能に関係する前庭神経の2つか成っています。聴神経腫瘍はほとんどが、前庭神経のシュワン細胞といわれる部位から、神経鞘腫と呼ばれる良性の腫瘍として発生してきます。
症状は、腫瘍が小さく、内耳道内に限局している場合は、一側性の感音難聴と耳鳴りだけです。
前庭神経を圧迫していますが、腫瘍の成長が遅く前庭中枢で代償され、実際にめまいやふらつきを呈することは多くありません。

めまいを訴える症例は20%弱です。腫瘍が小脳橋角部に拡大し、小脳を圧排すると、小脳症状であるふらつきや歩行障害が生じ、眼振で健側を注視させると振幅が小さく頻度の多い水平性眼振が、逆に患側を注視させると振幅が大きく頻度の少ない水平性眼振が認められることがあり、これはブルンス眼振と呼ばれています。
また腫瘍が顔面神経を圧排すれば顔面麻痺が、三叉神経に及ぶと顔面のしびれなどが生じてきます。

時に急にあるいは突然に難聴を引き起こす(20%)ことがありますが、原因は腫瘍内の出血による急激な圧排によるものと考えられています。
感音難聴を呈するものの内、聴神経腫瘍は1%と云われています。

治療は、一つは腫瘍摘除手術であり、一つは高齢者などで麻酔のリスクの高い患者等の場合、腫瘍に対する集中的放射線療法であるガンマナイフがおこなわれます。

椎骨脳底動脈循環不全

一過性脳虚血発作の一種です。
一過性に椎骨脳底動脈領域の血流が低下したために起こる症状です。
発作は急速に起こり、症状は数分以内に完成、持続時間は一般に2〜15分である。長くても1日以内である。

症状として
1.運動障害・・・・一肢または左右の上下肢が、いろいろな組み合わせで脱力、麻痺、うまく使えない等の症状が出現します。
2.感覚障害・・・・一肢または左右の上下肢が、いろいろな組み合わせでしびれ、異常感覚を起こします。
しばしば一側または両側の顔面、口唇、舌に感覚障害がみられます。
3.視力障害・・・・半盲、霧視、複視等。
4.意識障害・・・・気が遠くなるあるいは失神発作等。
5.歩行時の平衡障害、姿勢異常等
6.めまい・・・・めまいの特徴は首を回したり過伸展したり、体位変換したりした時に起こることが多いです。ふらつき、眼前暗黒感等がそれに続きます。
難聴や耳鳴り等の蝸牛症状はありません。
7.転倒発作(drop attack)・・・・起立、歩行時に急に下肢の筋力が失われて倒れるが、意識障害はなく、すぐに立ち上がり何の後遺症もなく元の動作を続けられるもの。
特徴的な症状とされています。
8.その他・・・・嚥下障害、構音障害、悪心嘔吐など。

鎖骨下動脈盗現象
左上肢の運動のよって引き起こされるめまいである。
左鎖骨下動脈の起始部に狭窄または閉塞があると、上肢を挙げた時に狭窄のため上腕動脈の血行が障害され、それを補うために同側の椎骨動脈からの血液の逆流が生じ、本来、脳幹に行くべき血液が、循環不全に陥り、前庭神経核があるべき部位に虚血が生じる。その結果、めまいが生じる。

その他大脳、脳幹(中脳、延髄、橋)の部位の梗塞、出血、腫瘍等・・いずれ神経内科の所で説明します。


▲めまいに戻る

Copyright (C) 2004 Miyamuranaika All Rights Reserved.